子連れキャンプでは、メニューも子どもに合わせがちですが、大人用に季節野菜のドライカレーでちょっと贅沢してみませんか。スパイシーで、ごろごろジューシーな鶏肉と、季節の野菜を使った、絶品メニュー。
※子どもには「ルーを使わないハヤシライス」が断然おすすめ!
市販のカレールーを使わないので、洗い物が格段に楽なメリットも。ダッチオーブンやスキレットで作りると、よりキャンプ料理を楽しめます。
レシピ、作り方、手順を、写真付きで徹底紹介します。
所要時間:20分
季節野菜のドライカレーに必要な食材・調味料
- 鶏モモ(1人前300g〜と多めを意識)
- お好みの旬野菜(夏:ピーマン、ししとう、ズッキーニなど 秋:茄子、かぼちゃ、さつまいも、きのこ類など、何でもOK)
- ミックスビーンズ
- しょうが
- カレー粉
- ケチャップ
- ガラムマサラ(あれば)
季節野菜のドライカレーの作り方・手順
1. お米を炊く
まずは、肝心の炊飯の準備から。
お米を研ぎ(あるいは無洗米を利用)、水加減をして、最低15分、できれば30分はおいてから、火に掛けます。
炊飯は、はんごうよりも、ライスクッカーがおすすめ。
そして火加減が楽なツーバーナーを使えば、ほとんどストレスなく炊きあがります。
火加減は中弱火で一定
特にこだわりがなければ、火加減は、中弱火で一定で、何の問題もありません。きちんと美味しく炊きあがります。
炊飯のコツは水蒸気と煙の判別
最初は、ライスクッカーから水蒸気が吹き上がります。
次第に水蒸気の量が減っていき、底が焦げ始めると、煙に変わります。
水蒸気と煙は、色(煙のほうが濃い)と、においで判別できます。
香ばしいにおいがしたら火を止めるくらいにすると、底にうっすらお焦げができて、おすすめです。
【ポイント!】心配なら、蓋を取って中を確認(必要に応じて味見)してみてください。和食料理店の板前ではないので、蒸らし時間がどうの、蓋を取ったらどうの、と難しく考える必要はありません。 途中で蓋を取っても、しっかり炊きあがりますので、ご心配なく。
2. 食材をカットする
炊飯と同時進行で、食材をカットしていきます。
ポイントは、豪快に、大きめを意識すること。野菜は手でちぎってもいいでしょう。
特に鶏モモ肉は、ほおばるくらいのほうが、食べ応えがあって、おすすめです。
また、しょうがは、薄切り、またはみじん切りにします。
3. ダッチオーブンで炒める
サラダ油を熱し、しょうがを炒め、香りを出します。
続いて、鶏モモ肉を炒めていきます。
鍋や大型のフライパンでも調理できますが、これはダッチオーブンやスキレットが断然おすすめ。
なぜなら、蓄熱性が高く、大量の鶏モモ肉を、一気に炒めていくことができるからです。
もし火の通りが悪ければ、蓋をして、しばらく時間を置きます。
鶏肉に火が通ったら、野菜とミックスビーンズを加えて、さらに炒めます。
野菜は、火を通しすぎず、食感を残したほうが、美味しく仕上がります。
4. 味付け
野菜に火が通ったら、味付けをします。
調味料は、カレー粉と、ケチャップ。お好みで、ガラムマサラを加えると、スパイシーさが増します。
もし塩分が足りなければ、塩を少量ずつ加えましょう。
また、激辛がいい場合は、野菜にとうがらしを使うと、最高です。
季節野菜のドライカレーの調理に使用した機材等
ライスクッカーで炊飯
炊飯に使用したツーバーナーの同型品
同サイズのダッチオーブン
耐熱シリコントング ※キャンプでは菜箸より機能的な場面が多い
おすすめのカレー粉
アクセントになるガラムマサラ