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ザ・コールマン・キャンプ2021(The Coleman Camp 2021)特集!

150組限定「ザ・コールマン・キャンプ2021」取材レポート

“キャンプのスタイルに決まりはない” を強く実感した、コールマンならではのキャンプフェス

新型コロナウイルス禍の影響で、広いフィールドに、150組のみ限定の抽選となった「The Coleman Camp 2021(ザ・コールマン・キャンプ2021)」。もちろん、フィールドには多くのコールマン製テントが並びましたが、それでも1組1組、とても個性豊かで、バラエティに富んでいたことが強く印象に残りました。

2ルームテントのフラッグシップ「コクーン」一つをとっても、ラグジュアリーに飾る方、インナーテントも一切なしのシンプルな空間にコットで寝転ぶ方、仲間や家族でわいわい楽しむ方ーー

親子キャンプ.comでは、ビギナーのみなさんがキャンプを始める際に、「きちんとしたキャンプをやろうと、あまり気張りすぎないで大丈夫です」というスタンスでいます。

うまくできたかどうかに気が行き過ぎてしまうと、目の前にある自然の豊かさを味わうことを忘れてしまったり、アウトドアならではの今このときしかない一瞬に気づかなかったりしてしまうから。そもそも、自然相手のキャンプで、思い通りに行くことなんて1回もないんです。

この空間は、キャンプのスタイルに決まりはないんだよ、と暗に語りかけてくるようでした。日本でキャンプ文化が根付くのに多大な貢献をしてきたコールマン。そしてそのキャンプフェスに集った人々。どこまでも「らしい」キャンプフェスであったように実感しました。

遊び

The Coleman Camp 2021(ザ・コールマン・キャンプ2021)で楽しめた遊び、アクティビティはこちらでチェック

ワークショップ

コールマン提供の無料缶バッジづくりや、工作、BBQ講座など、6つのワークショップはこちらでチェック

グルメ

クラフトビールや、ハーブやスパイスを使ったケータリング、そして開催地・茨城町マルシェはこちらでチェック!

冒険トレック!

野外学校Feel Our Soul(FOS)が手掛ける「冒険トレック in 涸沼」を徹底取材!

会場の様子

秋晴れの中でスタートした、「The Coleman Camp 2021(ザ・コールマン・キャンプ2021)」。日中は日差しがあると汗ばむくらいの陽気で、気持ち良い秋の気候を楽しめました。

涸沼自然公園の広いフィールドにわずか150組ということで、とても余裕のある空間が広がっていました。

一方で夜になると、グッと冷え込み、10度以下に下がります。フィールドも、日中の賑わいが嘘のように、静かで落ち着いた雰囲気に変わります。

かわりに、キャンプサイトに活気が灯り、家族や大切な仲間との時間を過ごす様子が見られました。

キャンプエリアは、フリーサイトと、1組1区画のオートキャンプエリアの2種類があります。

フリーサイト

オートキャンプエリア

掘り出し物が見つかるかもしれない、Colemanショップ。開店前から注目度が高く、新型コロナウイルス対策でブース内に入れる人数を制限するため、広いフィールドに列ができていました。

また、まだ販売開始されていない、2022年新製品の展示も!

なんと言っても目玉は、ソロキャンプセットでしょう。中央のキャリーケースに、テントから寝具、小物まで、すべてが収まります。

こちら「ソロキャンプスタートパッケージ」はコールマン特設サイトでチェックできます。

登山家 戸高雅史トークライブ

 

DJ JETMAN(ライブ)

 

快適生活研究家 田中ケン トークライブ

 

GOMA(ライブ)

 

daisuke katayama(ライブ)

 

おまけ。朝のラジオ体操!

遊び&アクティビティ

ワークショップ

快適生活研究家・田中ケンさんが率いる、TEAM outsideによる、子どものための自由な遊び場です。子どもたちが、かわるがわる訪れては、興味の赴くまま遊んでいました。

涸沼(ひぬま)とその周辺の起伏ある地形を生かした涸沼自然公園を舞台に、野外学校FOSならでの探検にでかけます。

早朝、夕暮れ、デイタイムと表情の違う3コースがあります。

普通に歩けばただの公園が、わざと水に入り、藪に分け入り、急斜面をよじ登るので、子どもも、大人もドキドキ・ワクワク。

親子キャンプ.comでは、体験取材を行いましたので、詳細は下部で特集していますので、ぜひチェックしてください。

カナディアンカヌーで、葦原の中の川を進み、涸沼(ひぬま)まで大冒険!

まずは陸の上で、パドルの漕ぎ方から練習。実際に水上に出ると「難しい!」という声も聞こえましたが、みるみるうちに上達していく姿が見られました。

 

コールマン提供の無料ワークショップです。

コールマン製品の製造過程で出るハギレを自由に選び、オリジナル缶バッチを作ることができます。

誰でも簡単にでき、子どもにも大好評。

子育て支援団体「SMILE KIDS GROUP」提供の子ども向け工作ワークショップです。

1回500円で、キャンドルホルダーづくり、またはコルクボードづくりが楽しめます。

シンプルな工作で、わりと凝った完成品になるので、子どもたちの満足度も高かったようです。

ジャパンBBQカレッジ」代表のBBQプロフェッサー・さかきさんによる、縄文時代式……つまり直火焼きBBQのワークショップです。

直火焼き料理というのは、けっして簡単だったり、美味しくできたりするわけでないのですが(何しろ肉一つ焼くのに数時間かかり、味付けは海水です!)、でもさかきさんの中で「あつい!」のだそう。

折しも「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されましたが、来年(2022年)は三内丸山遺跡でイベントを行うそう。「ぜひいらしてください、感動しますから」と力強くおっしゃっていました。

 

説明:創業24年、吉祥寺のラムバー『SCREW DRIVER』のバーテンダーによるオリジナルラムパンチ作りのワークショップです。

これからの季節にピッタリな1本を作ってみませんか?

ご自身の好みの配合で数種類のスパイスを組み合わせ、じっくりと漬込んで完成するスパイスドラムは、ラムのメッカ『カリブ諸国』では、各ご家庭で自慢の味として、大事に受け継いでいく伝統があります。

皆さんのご参加をお待ちしてます!

説明:SDGs的コンセプトで活動するカルボレーニャによる”The Coleman Camp 参加者限定革製キーホルダー”にお好きな名前を打刻できる体験会を実施します。

簡単にできるので、大人の方のサポートがあればお子さんの参加も可能です。

説明:手軽で美味しい”ぎっしりフレンチトースト”を作るクッキングワークショップです。

グルメ(フード&ドリンク)

The Coleman Campの夜のお楽しみと言えば、T.Y.HARBOR BREWERYのクラフトビールは外せません。

風味豊かで、コクがありながら、雑味を感じさせない洗練された味わいは、ファン多数!

また今回は、T.Y.HARBORとColeman Japanがタッグを組んだオリジナルBBQパッケージも販売。焼くだけで本格的なレストランの味が楽しめるとのことです。

説明:お弁当や撮影の現場のケータリングを 時には街へ、時には山へ、時には海へ、、、 と旅するように営業するハーブやスパイスを使った料理を提案するケータリング食堂です。

体が温まる麺料理やお子さんでも食べられるハーブやスパイスを使った優しい料理を提供できたらと思っています。

「The Coleman Camp 2021(ザ・コールマン・キャンプ2021)」の舞台となった涸沼自然公園は、茨城県茨城町にあります。

地元の名物店や、地場野菜の販売が多数出店。

茨城の代名詞の一つ「さつまいも」は、詰め放題をたった200円で提供。ビニール袋を伸ばしてよし、落ちなければはみ出してよし、の大盤振る舞いで人気を博していました。

出店

 ・納屋cafe
 ・ファームランドさいとう
 ・ベリーベイ
 ・薗部商店
 ・ポケットファームどきどき
 ・茨城町観光協会
 ・茨城町農業政策課

野外学校FOS「冒険トレック in 涸沼」体験レポート!

野外学校FOS(Feel Our Soul)による「冒険トレック in 涸沼(ひぬま)」を体験取材することができましたので、詳しくレポートいたします。

「冒険トレック in 涸沼」は、早朝・夕暮れ・デイタイムの3コースで開催され、取材したのは夕暮れの回です。

徐々に日が沈み、薄暗くなる森の中で、わざと水に入り、急斜面をよじ登り、子どもも大人も笑顔になれる、FOSならではの大冒険でした。

(親子キャンプ.com 編集長の寄金は、野外学校FOSを取材するのは個人的に2回目。よろしければThe Coleman Camp 2019のシャワートレッキングの様子もあわせてご覧ください!)

野外学校FOSと言えば、なんと言っても代表の “マサ” こと戸高雅史さんを抜きには語れません。標高8,611mのK2峰単独登頂を始め、8,000m峰4座への無酸素登頂の実績がある登山家。しかし厳しい登山経験とは正反対に、どこまでも穏やかな雰囲気をまとった方で(まるで仏さまか妖精さんのような?)、一緒に歩いているだけで、当たり前の景色がいつもと違って見えてくる気がするほどです。

例えば、今回の舞台となった涸沼自然公園は、普段から誰でも足を踏み入れられる公園であり、幼児でもなんの苦労もなく歩き回ることができる、日常のフィールドです。

しかしながら。

そこで思いがけず出会った紅葉の鮮やかさに、心がパッと明るくなった感じ。長靴を履いて、浅い小川にわざわざ踏み入れるわくわく感や、泥濘んだ川底を踏みしめる足の裏の感触。日が沈み徐々に薄暗くなる森の景色や、うつろいゆく空の色、鳥の声、木々のざわめき。

ふとこうしたものたちに意識が向くと、景色は180度変わって見えます。当たり前のように見えていた景色が、鮮やかに感じられるんです。それを何気なく教えてくれるのが、マサさんなのです。

冒険トレックは、まだまだ続きます。小川沿いの岩から落ちないように歩いたり、子どもの背丈よりもある藪にかき分けていったり。

ある参加者のお母さんが、目を輝かせて楽しんでいる我が子を見て、「普段だったら、こんなところに入らないで、と言っちゃうわ」とふと漏らします。

続いては、すぐ横に歩きやすい舗装路の坂があるのに見向きもせず、ずり落ちるのでは!?というほどの急斜面をよじ登ります(子どもよりも、むしろ大人のほうが注意が必要だったかもしれませんね)。

子どもはもちろん、大人からも自然と笑顔がこぼれます。私たちは「危ないからダメ」「汚れるからダメ」とよく言ってしまいます。でも、子どもからあふれ出る好奇心や、楽しいと思う気持ちに、もっと寄り添ってあげたり、大切にしてあげたりできるはずだと気付かされた方も少なくなかったようです。

丘を登りきり、太陽の広場へ。眼下には、大きな涸沼と、夕暮れの圧倒的に広い空が広がります。「やっほー」と木霊を呼ぶ声が、どこか喜色を帯びます。

ただのピクニックで訪れたら、それなりにいい景色ではあるものの、「ただの景色」だったかもしれません。

でも、ここにいる全員は、わざと小川に入り、岩の上を歩き、藪を漕ぎ、急斜面をよじ登る中で、たくさんの自然を体で感じてきました。

日が陰り冷え込んできた空気が肌を撫でるのも、少しずつ景色が夕闇に沈んでいくのも、足元で落ち葉がカサカサと音を立てるのも、なにかとても身近で、自分の体の一部の出来事のように感じられます。

The Coleman Camp 2021(ザ・コールマン・キャンプ2021)のフィールドに戻って、クロージングです。子どもたちを中心に感想シェアを行い、解散となります。

「ドキドキした!」「ワクワクした!」「楽しかった!」などなど子どもたちの笑顔と、そんな子どもたちを見るお父さん・お母さんたちの明るい表情が印象に残りました。

野外学校FOSでは、一年を通して、様々な親子トレックや、キャンプ、クライミングプログラム等を提供しています。ぜひホームページをチェックしてみてください。

野外学校FOSのホームページはこちら